在宅診療で大切にしていること

患者様ご自身が主人公の人生
当クリニックの在宅診療において、重要視しているのは
患者が自分の人生の主人公で居続けることができる医療
を提供するという事です。
医療スタッフが患者と対等であることを意識して、患者の物語、価値観を十分に聞き取り、それにそった治療を選択していただく事が重要だと考えています。
患者が自分の人生の主人公になれない原因
物理的な要因
家の中や街の中がバリアフリー化されておらず、自由に移動が出来ない。
家の中のちょっとした移動でさえ難しく、日常生活の些細な事ですら諦めざるを得なくなってしまう。
心理的な要因
病気や障がいにより、生産的な活動ができなくなることで、自分は役に立たない。社内や家族のお荷物だと感じ、引っ込み思案になって自分の意見が言えなくなってしまう。
経済的な要因
自分で稼ぐことが難しくなり、お金のかかることが出来なくなってしまって、病気の治療や介護にお金がかかるようになり、人生の豊かさが感じられなくなってしまう。
社会の要因
今の社会は本質的にはお金が無いと何もできない仕組みになっており、お金の有無とその量が最も大きな評価基準になってしまっています。
そのような社会では訪問診療を受けざるを得ないような方は息苦しさを感じてしまいます。
医療スタッフの要因
望まない癌治療のための手術や、胃ろうの造設なのではないかと思われるケースは今でも目にします。
そのような治療で本当に患者様は満足しているのかをもう一度考えてみる必要を感じています。
患者様の意見をきっちり聞く在宅診療
患者様と医師が対等な関係性

医師は、豊富な医学知識を持ち、治療の技術を持っていますから、たしかにその点では患者よりも上でしょう。でも人間として優れているわけではないし、患者が劣っているというわけでもありません。医師は患者様の人生や価値観に敬意を払い、尊重しなければなりません。医者は、知識や技術を駆使して、患者に仕えるべき存在です。対等なんですから、医師は患者に対して、命令や指示をしたり、束縛することはできません。医者がするのは、よくわかるように説明をしたり、助言をしたりすることのはずです。
助言や説明を聞いたうえで、どのような治療を受けるのか、どのような生き方をするのかは、患者様が自分で決めるのです。
また、患者様もご自身のご希望を遠慮なく言える環境も大切です。
患者様と医師がお互いの意見を話し合って、一緒に治療方針を決めていく事を当クリニックでは大切にしています。
対応可能な診療内容
| 内科 |
|---|
| 全身の診察 |
| 尿検査 |
| 血液検査 |
| 心電図 |
| 超音波検査(心臓、腹部、血管等) |
| 内服薬、坐薬、注射薬による治療 |
| 吸入 |
| 点滴 |
| 経管栄養 |
| 外科 |
|---|
| 手術後の状態チェック |
| 術後のドレーンなどの管理 |
| 気管切開、胃ろう、人工肛門などの管理 |
| 尿道カテーテルの管理 |
| 傷の縫合 |
| 傷やガーゼ交換などの処置 |
| 骨折の応急処置 |
緩和ケア

がんによる心と身体の苦痛をやわらげ、自分らしい生活を送れるようにするケアがあります。それが「緩和ケア」です。
緩和ケアでは、がん患者様の苦痛を取りのぞき、患者様とご家族にとって、自分らしい生活を送れるようにするためのケアを行います。
対象地域

主な対象地域
- 猪名川町
- 川西市
- 宝塚市
- 豊能町
- 能勢町
- 池田市
訪問診療対象地域は当院から半径16km以内(直線距離)です。
ケアマネージャー様等、医療関係者様へ

通院が難しくても通院されている患者様や、介護施設に入所中の方で訪問診療を検討されている場合でも、お気軽にご相談ください。
可能な限り施設の体制や事情に即して、持続可能な訪問診療を提供できるようにします。
