扁桃炎

Tonsillitis

扁桃炎とは

口の奥の方に、扁桃というリンパ組織があります。この部分が細菌やウイルスによって炎症を起こした状態が扁桃炎です。
扁桃腺になると発熱、倦怠感、のどの痛みなどの症状が現れます。
のどの痛みが強い場合には、痛みのために食べたり飲んだりすることも難しくなります。

よく見られる扁桃炎の原因

疲れ

過労やストレスなどによる免疫力の低下は扁桃炎の原因になります。のどの痛みの為に水分摂取が不充分になる場合もあります。脱水は症状を悪化させますので、意識して水分をとってください。抵抗力を落とさないように、十分な休養と睡眠、栄養のある食事をしっかりとりましょう。

風邪

病原菌を増殖させる原因は、風邪や疲れ・ストレス、気温の急激な変化、のどの乾燥などです。扁桃腺についたウイルスや細菌が増殖すると炎症を起こし腫れてしまい、扁桃腺炎を発症します。

ストレス

疲労やストレス、かぜなどによって免疫力が低下すると扁桃腺に病原体が感染し扁桃炎を発症してしまいます。

のどの乾燥

扁桃腺のはれの原因には、喉の乾燥も関係しています。定期的なうがいやマスクの着用など、喉を乾燥させない対策が重要です。

ウィルスや細菌の扁桃腺への感染

ウイルスや細菌によって引き起こされます。ウイルス感染ではパラインフルエンザウイルス・アデノウイルス・インフルエンザウイルスなどが原因となります。

代表的な症状

喉の痛み

扁桃炎が悪化すると、扁桃の周囲まで炎症が及ぶ「扁桃周囲炎」や、扁桃の外側に膿がたまる「扁桃周囲膿瘍(のうよう)」を引き起こします。
のどの強い痛み、唾液を飲み込むときの強い嚥下痛があります。
痛みが強くて食事が食べられなかったり、口が開けにくくなったり、耳痛を感じることもあります。

発熱

扁桃炎の症状が進行すると、強烈な喉の痛みや高い熱が出ます。
これらは喉の奥にある口蓋扁桃(のどちんこの両側にある扁桃腺)が細菌やウイルスによって炎症を起こしているためです。 高い熱が出ているので風邪の時と同じように寒気や関節痛の症状も現れますが、急性扁桃炎の特徴は唾を飲み込めないほど強烈な喉の痛みも出ることがあります。

イチゴ舌

イチゴ舌とは、表面に赤いブツブツができて腫れている状態の舌のことです。その原因の大半は、溶連菌感染症であることが多いです。溶連菌感染症は子供に多く見られる感染症のひとつですが、大人でも感染することがあります。

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