逆流性食道炎とはどんな病気ですか?
胃の中のものが食道に逆流してくることがあります。胃液は強い酸性なので、胃液が食道に上がってくると、食道の粘膜がただれ、炎症を起こします。
この状態が逆流性食道炎です。
逆流性食道炎ではどんな症状があらわれますか?
逆流性食道炎では、胸やけや胸痛、胃痛、胃の不快感、嘔気、咽頭痛、咳などの症状があらわれます。
逆流性食道炎ではどんな治療を行いますか?
逆流性食道炎の治療では食事療法、生活指導、薬物療法の3つを行います。
食事療法・・・高脂肪食、チョコレート、アルコール、コーヒー、炭酸飲料、柑橘系ジュース、香辛料、玉ねぎ、餅、あんこ、饅頭などを避ける。
生活指導・・・喫煙する方は禁煙をしていただく。食べ過ぎに注意する。前屈位を避ける。食べてすぐ横にならない。就寝時に上半身を挙上するなど
薬物療法・・・胃酸をおさえる薬、消化管の運動機能を改善する薬、食堂の粘膜を保護する薬などを処方します。