認知症とはどのような病気ですか?
認知症は様々な原因で、脳の細胞に障害が起こり、脳の働きが低下してしまう病気です。
脳の働きが低下することで、記憶力が下がったり、状況に応じて適切に行動できなくなったりなど、いろいろな症状が現れます。
※認知症治療をご希望の患者様は、常勤医師勤務日(月)(水)(木)の診察日でのご受診をお願いします。
どのような場合認知症が疑われますか?
以下のような場合認知症が疑われますので、気になる場合は病院やクリニックを受診することをおすすめします。
・新しい事が憶えられない、買ったあとで必要がないのにまた買ってしまうなど記憶力の低下
・以前できていたことができなくなってしまう
・以前興味があったことに興味がなくなってしまった
・以前と比べて性格が変わったような気がする
認知症の検査はどのようなことを行いますか?
認知症の検査では、認知機能を検査するための質問用紙に記入したり、医師などと対面で質問を受けたりする検査があります。
また必要に合わせて、血液検査や頭部MRIなどの画像診断の検査をすることもあります。
認知症の治療はどのようなことを行いますか?
認知症になった場合、生活の改善をして脳に良い刺激があるようにします。生きがいや喜び、目標があるとよりいいですね。症状に合わせて認知症を改善したり、認知症の進行を遅らせる薬を処方する場合もあります。
また、患者本人をサポートするご家族や周りの人へのケアやアドバイスも積極的におこなっております。
家族が認知症かもしれません。受診の目安はありますか?
上記のような症状があり、「あれ。今までとは違う。なにかおかしいんじゃないかな。」と思った時が、受診のタイミングです。
お気軽にかかりつけ医に相談したり、「物忘れ外来」などを受診されることをおすすめします。